占星術をまた始めよう!と思ったのはいいですが、全くもって何も記録(日記的なもの)も付けていなくて撃沈です...。とりあえず一番最近の事からさかのぼってみようかなと、2018年ソーラーリターン図を出したりしてます。2019年は私の出来事として、長く勤めたパートをめでたく辞めた年で、そしてまた新しい仕事(パート)について働き始めた年でもあります。そんなことを考えてたら、ふと思いついたことがありまして...、今日はそちらを書いてみようかなと思います。長く勤めたパートはその仕事をはじめて、気持ち体力ともに余裕がなくなり、と同時に占星術からフェードアウトしていった気がします。なかなか踏ん切りがつかなくて辞められませんでしたが、辞めた今ではなんでもっと早く辞めなかったんだろう...、というのが今の後悔です。ですが、きっと必要な時間だったのだとも思います。これも分析の余地ありです。

bunseki_chart1_mc


----------------------------
■ホールサインのMCについて。

ホールサインと言ってもスマホのアプリだと、ASCが出なかったりするので、私の使っているホールサインは占星術支援ソフトウエアStargazerのAsnSignです。当時、現代占星術一辺倒だった時に、古典占星術の大きな波が押し寄せて(私のイメージ)、必要に迫られて古典占星術を、勉強をしたってほどにはしていないですが、そのときの名残です。そのときはみんなが使っているからという理由で使ってましたが、今はシンプルで明瞭で「これを使う!」と決めて使ってます。とても気に入ってます。

ホールサインを使うようになってから、MCの位置づけにすごく納得がいくようになりました。友人の考察でより具体的になりなるほど!と今更ながら腑に落ちました。

占星術でよく親しまれているハウスシステム、プラシーダスやコッホなどはASCが1ハウスのカスプ、MCが10ハウスのカスプになっていて、MCと10ハウスの位置づけが曖昧です。私の場合、自分のチャートでとても違和感がありました。私のチャートの10ハウスはプラシーダスだとカスプは水瓶で天体は土星があります。一般的には、MC水瓶として現代占星術での天王星を支配星としてみますが、天王星は水星、海王星とセクスタイルなので、「あなたな直感力、洞察力をもって知性をいかして、9ハウスの示す高い理想を目指します」なんてとても心地の良い言葉が想像できます。高い理想は大学?思想?海外旅行?4ハウスと6ハウスのアスペクトなので、在宅での仕事とかそれこそインターネットを使ったものとか、占いとか?、確かに今こうして占星術をまた始めているのは、一番自分の精神を高めているとも言えます。でも、なんとなくですが水星と海王星が合で、天王星とセクスタイルだからで、かんたんに占星術と結びつけたくもないのです。なんとなくそんなに単純な天体では無いと思うんです。トランスサタニアンは...。もちろん考慮はしてます。そもそも9ハウスは形あるものかと思えば、そうではなく漠然としたもので、そうそう手のとどくものではないのでしょう。

そして10ハウスというと土星があります。10ハウスの土星は昇進は遅いとか、結果を出すまで時間がかかるとかいろいろ書いてありますが、私みたいな10ハウスの土星だと、「そもそも昇進なんて望んでいるのかな???」と思います。ただただやるべき仕事をまじめに取り組む、会社勤めに最適な配置だと思ってます。えーっ!会社勤めに最適が私の目標なの???がっかり...。なんて10ハウスの土星もMCも先ほど書いた事などを絡めると、矛盾しかなくていまいちMCと10ハウスの違いにピンとこなかったのです。これだけのチャートという材料があると、正直いかようにも解釈できてしまいます。結局のところ、私が納得がいかないのです。

そんなところでホールサイン、私のチャートのMCは9ハウス、MCは10ハウスとは区別されました。区別された10ハウスは、先ほども書きましたが、「社会でのやるべき事は与えられた仕事はきちんとやる。迷惑をかけない等。土星的イメージ。」につきます。「嫌なこともお給料のうち」ってな感じで、仕事にそれほどより好みはありません。私の10ハウスに野心的な目的は無いかなぁ...。そしてMCは9ハウス、サインは水瓶です。MCは紛れもなく目標、到達点です。

MCのサインは水瓶でメインの支配星は土星としてみています。(天王星は支配星とはみてません、上記の理由で)土星は10ハウスにあり、先ほど書いた通りです。ガチガチの土星体質、頭から押さえられているというよりは、その環境でむしろ安心するみたいな、たとえば、いつつぶれるかわからない小さい店で働くより、大企業の中でいた方が締め付けはあるけど安心(今は大企業もさほどそうでもないですが)みたいな、そんなイメージです。それらの要素がMCとして9ハウスあるということは、これは自分のチャートで自分の内面と対話しながら考えているから出来ることですが、私のMC9ハウスの目的は、そもそもの10ハウスの土星の凝り固まった体質を壊したいという夢・理想(9ハウス)があるのでは、というところにたどり着いてます。

9ハウスのとらえどころの無い夢・理想というのは、あるものを目指したいと言ったとき、「そんなので食べていけないでしょ?」と言われるものなのかもしれませんし、10ハウスの示すものは実益、社会的な目標も立場もどこか自分を抑えて経験値を重ねて得るものなのかもしれません。

MCが9ハウスだと反対のICは3ハウスです。ほとんどのハウスシステムがICは4ハウスのカスプなので違和感ありありです。私のチャートでの4ハウスがICの示す安定の場というには?マークです。私もそんなに深くICを考えてみたことは無いのですが、ICは基盤、安定の場所、友人がとてもわかりやすく凧揚げたとえていました。

『凧揚げの凧の上がっている場所がMC』『凧揚げしている人がいる場所(地面・下)IC』

ICは地にしっかり足がついている感じです。安定感があります。9ハウスのMCは精神的な高み(自分の中の殻を破りたい)を目指している、そのためには3ハウスの知識、コミュニケーションなど情報収集がキーワードになり、3ハウスのカスプは獅子で支配星は太陽、太陽は5ハウスで木星とトライン、なかなかグッドな安定感です。『好奇心の赴くままに、やりたいことはやりなさい』って感じでしょうか。

出生図は出生図としてとても重要なものですが、人は出生図のまま止まっているわけではありません。進行(プログレス)という導きで経験値を積んでいます。

2020/09/12 18:09:29